NAKANOSHIMA ZINE'S FAIR 2024 | 中之島ZINE'S フェア

About

はじめに
この度、美術館や文化施設、また教育機関などが多数ある中之島にて、ZINEを集めたマーケット「NAKANOSHIMA ZINE’S FAIR」をKITAKAGAYA FLEA & ASIA BOOK MARKETのサポートとのもと開催することとなりました。

本来、ZINEといえば、スケーターやグラフィティ・アーティストによって育まれたもの、または、古くからSFファンの手によって作られてきた2次創作などを含むファンブックでありました。 

そこから徐々に年月を経て、個人や小さな集団によって細分化され少部数のさまざまなジャンルの冊子がZINEと呼ばれるようになりました。このNAKANOSHIMA ZINE’S FAIRでは、創作を楽しむという本質的なところに着目し、出発点にも敬意を払いつつ、広義の意味でZINEを捉え一般的な流通に乗らない冊子をジャンルレスに集めたいと考えています。 

それにより作り手のエネルギーを体感してもらえる場、かつ、自らも制作してみたいと感じられるような会にしていきたいと思います。 

ぜひ、この機会にここでしか出会えない冊子はもちろん、作り手たちのエネルギーやさまざまな価値観、また、ストリートや個人から湧き上がるメディアとして20世紀から楽しまれ、制作され続けてきたZINEの現在地を目撃ください。 

NAKANOSHIMA ZINE’S FAIR制作委員会

NAKANOSHIMA ZINE’S FAIR supported by KITAKAGAYA FLEA & ASIA BOOK MARKET

開催日:2024年4月20日(土)・21日(日)
時間:12:00-18:00
場所:アートエリアB1(大阪市北区中之島1丁目1−1 京阪電車なにわ橋駅地下1階)
共催:アートエリアB1
協力:京阪ホールディングス(株)、北浜蚤の市、アートエリアB1、graf、DOR、IN/SECTS

ZINEとは…元々はSFファンの間で制作されていたファンのための同人誌からきたものとも言われ、80年代にスケーターカルチャーと結びつきストリートカルチャーとして定着しました。グラフィティ作品やスケーターのトリックを撮影した写真をゼロックスコピーなどで複写、それを束ねたものをZINEと呼び、一つの表現方法として確立されました。現在では、書店の流通に乗らない小冊子も含め個人で製作した冊子をZINEと呼ぶようにもなり、ジャンルも多岐に渡り、短歌、小説、漫画、作品集とさまざまなZINEが登場しています。